THE Collaborative work with the Mud Dyeing Artisan on Amami Oshima

For our first collection, we encountered the ancient dyeing recipe of Amami Oshima,
and through conversations with the locals,we were able to learn about their culture, history, and traditions.
Through this collaborative work, we have expressed the harmony between nature, tradition,and pride
in horse leather.
This is a revolutionary and unique leather collection that SHINKI-HIKAKU created together with them.

約1300年前より伝わる最も伝統的で高価な大島紬に用いられる奄美大島発祥の古式染色方法「泥染め」
でベジタブルタンニングしたホースハイドを染色しました。奄美大島での染色後に色落ちを抑制する工程を含む最終仕上げをホースハイドに施しています。
新喜皮革の工場内のピットで丁寧に時間をかけてミモザを用いた植物タンニン鞣を施したホースハイドが、テーチ木(車輪梅/バラ科)に含まれるタンニンが奄美大島龍郷の鉄分豊富な泥に化学反応することで一般的な染色方法では表現できない独特な黒色が発色します。






また、彼らはさらに高い独創性を表現するために伝統的なタイダイ染の絞技法を用いて3種類の文様をホースハイドに表現しました。
それぞれの文様テーマは日本の南に位置する奄美大島の自然や風土からインスピレーションを受けた文様です。
VISIONARIES SHINKI-HIKAKUのファーストコレクションとしてこの奄美大島の古式染色方法と私たちは出会い、彼らと語り合い私たちは日本の文化や歴史/伝統を再認識ことができました。
そして彼らの持つ誇りや未来志向を共有し、お互いが最高峰の技術と努力を注ぎ込んだ最高のホースハイドが完成しました。

お取扱い上の注意点
- 一般的な新喜皮革製の馬革とは匂いが異なります。
- 泥や煮汁染料は粒子が大きいため、革の内部まで着色が及んでいません。
- 銀面の色止めはしていますが、強い摩擦や水分が付着し摩擦があった際に色落ちの可能性があります。
- 革の裏面は色止め処理をおこなっていませんので色落ちします。
- この革はベジタブルタンニン鞣革で染色も全て自然由来のものなので、保管時には湿気や紫外線に晒さないでください。
- 絞技法を用いたホースハイド上の文様の配置と大きさ、染色度合はピースによって異なります。

発注と管理の連絡先について
発注の在庫の有無とそのほかの問い合わせは全て下記のセールススタッフへお願いします。
平林 歩(Ayumi Hirabayashi)
visionaries@shinki-hikaku.jp











SPECIAL THANKS

Takahiro Yamamoto
Masahide Maeda
Masaaki Abe
Miwa Sakamoto (Sankei Sangyo)
